平成30年度「破壊的な挑戦部門」一次選考結果発表

■一次選考総評

 平成30年度の「異能(Inno)vation」プログラムの公募においては、昨年度同様多くの方から応募を頂き、その応募数は11,420件(昨年度比143.7%)となりました。そのうち、【破壊的な挑戦部門】への技術課題のご応募980件の全てに対し、約2か月の時間をかけてスーパーバイザー全員で評価いたしました。この度、【破壊的な挑戦部門】の一次選考通過となる技術課題26件が決定いたしましたのでお知らせいたします。
 一次選考は、スーパーバイザーの「どうしても会ってみたい」、「より詳しい話を聞いてみたい」といった直感による書面評価を踏まえてノミネートした63件の技術課題に対し、面談による確認を経て評価したものです。一次選考通過となった技術課題に対し、現在はスーパーバイザー全員による最終評価を実施しております。最終選考結果の発表は、10月23日を予定しております。

 今年で5年目となる異能vationプログラム。技術課題の選考においては、スーパーバイザーは、「破壊的イノベーションを起こす可能性のあるAmbitious Technical Goals」を重視して評価をしているため、既に完成された素晴らしい技術やアイデアは選考に残らないことがあります(スーパーバイザーが最も悩む点がここにあります)。今回ご応募いただいた技術課題の中にも、一次選考を通過した技術課題よりも実現性が高い技術やアイデアもたくさんありました。本プログラムにおきましては、今回の選考に残らなかった技術課題は、協力協賛企業とのマッチングプログラムに進む機会がございますので、是非、ご活用を頂ければ幸いです。

 本年度も多数のご応募をいただき、改めてこの場を借りて御礼申し上げます。
引き続き、「異能(Inno)vation」プログラムにご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

業務実施機関 株式会社角川アスキー総合研究所 専務取締役 福田正

■一次選考通過者 技術課題名

以下の技術課題が一次選考通過となりました。(五十音順)
※技術課題名と氏名は本人が公表用として申告してきたものです。

技術課題名 都道府県 氏名
TCP B3: BufferBloat Block 福島県 内海 哲史
食卓を七色に彩るデジタルファブリケーション技術の確立 茨城県 蛭子 綾花
話せないのに、話せないから、人と同質な”心”を想定されるコミュニケーションロボット 神奈川県 大澤 正彦
磁気誘導全消化管カプセル内視鏡の開発 愛知県 大宮 直木
ロケット 2.0 / スペースプレーン〜 燃焼モード切替エンジン 〜 愛知県 緒川 修治
ナラティブ的認知に注目したトレーディングカードゲーム要素によるコンピュータプログラミング環境の開発 栃木県 小川 充洋
HEATER PARKERー人の命を救う服ー 東京都 Olga
尿失禁感覚再現装置のための尿意提示システムの改善と装置普及に向けた小型化、モジュール化 東京都 亀岡 嵩幸
指や手全体のリアルな皮膚感覚を再現しAR/VR内でより繊細な動作を実現可能な触感グローブの開発 東京都 木村 正子
量子スクリプティング言語及び量子計算社会実装開発環境 東京都 小林 俊平
ハンガー反射を軸とした運動誘発錯覚現象統合システムの基盤構築によるHapticHMDの実現 東京都 今 悠気
日本のロボット産業を加速させるサイクロイド減速機の開発 新潟県 拾壱
デジタルマテリアルを使った3次元瞬時立体造形および形状認識技術の開発 米国・コロラド 鈴木 遼
人を惹きつける瞳輝インタフェースの開発 岡山県 瀬島 吉裕
人間と動きを読み合うヒト型卓球ロボット 東京都 田中 一敏
レース鳩を再び伝書鳩に!〜災害多発の今だからこそ〜 山梨県 中嶌 健
ロボットによる初生雛雌雄鑑別 香川県 中野 裕介
分散型立体音響システムの構築およびコンテンツ製作 東京都 浪川 洪作
アクティブ・センシングを適用したロボット制御 鳥取県 西田 信一郎
人間と対等にフリースタイルラップバトルをするロボットの実現 東京都 野村 有加
凧型UAVと凧揚げロボット 福島県 畠 圭佑
中実な編み物を造形するソリッド編み機の開発 東京都 廣瀬 悠一
先天性心臓疾患(Congenital heart disease :CHD)の出生前診断法の開発 愛知県 福家 信二
複数回転翼を用いた2足ロボット身体表現拡張 東京都 前川 和純
電気電子教育のための自作可能かつ再構成可能なオープンソースシングルボードコンピュータの開発 大阪府 松岡 航太郎
垂直離着陸型羽ばたき飛翔ロボットの自律飛行制御 東京都 渡邉 孝信